阿部康二の世界⁻脳神経内科学

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「我が修行にあらず」石巻高等学校「百周年誌上記念講演」
現代の石巻高校後輩のみなさんへ
野口英敏 旧制中学初代校長の遺訓 「自ら進運を改悪すべし」に学ぶ
阿部康二 百周年記念講演.pdf
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自ら進運を開拓すべし

岡山大学脳神経内科の医局にも掲げ、若き医師たちの座右の銘に

宮城県石巻高等学校 校訓

阿部康二(47回)


 

 10年ほど前に石巻高校の菅原先生にお願いして拓本を送っていただき、岡山大学脳神経内科の医局に石高の校訓を掲げ、若い医者たちにも座右の銘としてもらっています。」

(阿部康二さんから  令和27月)

 

阿部さんの略歴(関西鰐陵会報令和2年度号 編集部)

 

1.1975(昭和50)年 宮城県石巻高校を卒業し、東北大学医学部を経て、東北大学大学院を修了(医学博士)

2.1988(昭和63)年 ハーバード大学神経内科学教室留学、留学中に東北大学医学部助手に採用。

3.1996(平成8)年、米国から帰国後、東北大学医学部助教授となる。医学部奨励賞・金賞

4.1998(平成10)年 岡山大学医学部教授となる。

5.2001(平成13)年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 脳神経内科学講座 教授となる。

6.2005(平成17)年以降 世界脳循環代謝学会会長、理事長を務め、国際的、かつ国内的に先端の脳神経系の学会で、15年以上にわたって指導的な重責を果たしています。


岡山市から、東京武蔵野の地へ転勤

国立精神・神経センター病院での新しい使命

関西鰐陵の皆様への近況報告

47回生 阿部康二

(国立精神・神経センター病院長、岡山大学名誉教授)

 

 

今年3月まで岡山大学病院脳神経内科に勤務していましたが、

強い要請に逆らえず定年退官まで後1年を残して今年の41日より東京小平市にある国立精神・神経センター病院に転勤となりました。岡山大学奉職中は関西鰐陵会の皆様方には大変お世話になり有難うございました。特に加藤憲雄会長には一方ならぬご高配を賜り感謝申し上げております。4月に入って早速、東京鰐陵会に入会させて頂いています。

 

 

*「『自ら進運を開拓すべきし』、10年ほど前に石巻高校の菅原先生にお願いして拓本を送っていただき、岡山大学脳神経内科の医局に石高の校訓を掲げ、若い医者たちにも座右の銘としてもらっています。」(阿部康二 令和27月)

 

当病院は国立がんセンターなど国内6つのナショナルセンターの一つとして、精神・神経疾患を中心に国内外をリードする使命を担っています。

昨今の医療情勢を取り巻く環境が年々厳しさを増す中で、当病院の使命を実現しつつ更なる発展を目指して、(あたりまえのようですが)新しく下記のような病院目標を立てました。

(1)地域に愛される全国区病院

(2)明るく患者さんに安心してもらえる病院

(3)日本と世界をリードする医療研究を提供する病院

(4)健全経営で職員にとってやりがいがある病院

 

当病院はgarden hospitalといった感じで緑多く武蔵野の大木も多いのですが、逆に足元がやや寂しかったので、病院目標「(2)明るく患者さんに安心してもらえる病院」実現のための一環として、職員皆で力を合わせて去る619日(土)に小雨決行で、ミニパワーショベルを用いて新しく病院正面に向かうアプローチに花壇を作りました。

 

夏場は新しい花々が明るく患者さんを迎え見送る風景が楽しめました(写真、奥が病院正面玄関方向)。関西鰐陵会の皆様方におかれましては引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

世界と日本の脳神経医学のトップリーダーとして活躍する阿部康二さん

47回生 女川第一中学)

阿部康二さんの略歴(編集部 2020年「関西鰐陵同窓会会報」に掲載分の再録資料>

1.1975(昭和50)年 宮城県石巻高校を卒業し、東北大学医学部を経て、東北大学大学院を修了(医学博士)

2.1988(昭和63)年 ハーバード大学神経内科学教室留学、留学中に東北大学医学部助手に採用。

3.1996(平成8)年、米国から帰国後、東北大学医学部助教授となる。医学部奨励賞・金賞

4.1998(平成10)年 岡山大学医学部教授となる。

5.2001(平成13)年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 脳神経内科学講座 教授となる。

6.2005(平成17)年以降 世界脳循環代謝学会会長、理事長を務め、国際的、かつ国内的に先端の脳神経系の学会で、15年以上にわたって指導的な重責を果たしています。

7.令和341日、岡山市から東京小平市に異動。東京都小平市 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)病院長として赴任。


 岡山大学神経内科はすごいのです 兵庫医科大学脳神経外科 主任教授 吉村紳

 

「阿部康二教授は脳卒中のリーダーとしてご高名ですが、そのご研究のレベルの高いこと。少しだけデータを見せて頂きましたが、まさに世界のトップクラスというか、異次元でした。」(同大学脳卒中センター長

 

 HP:  http://www.e-oishasan.net/site/yoshimura/